英検準2級合格おめでとう! S-CBTと普通の英検の違いは?

中学1年生で英検準2級に合格したMくん。英検S-CBT(ニュースレター8月号で紹介した、コンピューターを使っての英検受験です。詳細はこの記事の下記をご覧ください。)を利用したので、普通の英検との違いなどについて聞いてみました。

〇コンピューターでの受験はどうでしたか。難しい?

難しいことは何もありませんでした。作文は手書きを選んだので、それも問題ありませんでした。一人一人個別のブースの中での受験なので、集中することができました。

〇リスニングはどうでしたか。

ヘッドフォンを付けて聞くので、周りの音が聞こえず、聴きやすかったです。

〇スピーキングテストはどうでしたか。

画面に出てくる面接官の質問に答える(録音される)という形でしたが、特に違和感なく出来ました。

〇中1で準2級合格は素晴らしいですが、どうやって勉強しましたか?

過去問を中心に学習し、出てきた単語なども覚えていきました。長文問題が少し難しかったですが、分からない単語は文脈から意味を推測しました。

英検S-CBTは通常の英検と同じ内容の試験をコンピューターで受験します。毎月実施されているのでぜひ挑戦してください!

英検S-CBT、ご存じですか?

皆さんご存じの英検ですが、英検S-CBTはあまり知られていないようですので、ご案内します。英検S-CBTとは、コンピューターを使用したテストで、これまでは一次試験、二次試験と2回受験が必要だった試験を1日ですべて受験することができます。

どのような試験?

出題内容や難易度、採点基準が通常の英検と変わることなく、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を1日で実施する試験です。スピーキングテストはヘットセットを使用して、音声を聞き取り、マイクに発話します。ライティング(作文)については、筆記型(解答用紙に記述)とタイピング型(キーボードを使って解答を入力)があります。

対象となる級は?

 英検3級以上の級

受験会場は?

指定の会場(福井市内)で受験できますが、定員があるので、定員になり次第締め切りとなります。

試験日は?

ほぼ毎週末実施されています(従来の英検は年3回の実施です)

申し込み方法は?

 インターネットでの申し込みとなります。

受験のメリット(?)

 ほぼ毎週末実施されているので、「早く受験したい」という生徒にはおすすめです。1日ですべての試験を受けることができます。

受験のデメリット(?)

 従来は「1次試験に合格してから2次試験(スピーキング)の練習をする」生徒が多数でしたが、スピーキングの練習も行ってから試験に向かう必要があります。

英検のHPに詳しい案内や体験版なども掲載されていますので、興味がある人はご覧ください。

https://www.eiken.or.jp/s-cbt/index.html