ニュージーランド留学レポート – 仁愛女子高校の英語留学コース

仁愛女子高校2年生で、英語留学コースに在籍しているN.Mさんが、ニュージーランドへの留学から帰国したので、色々話を聞かせてもらいました。彼女は小学1年生から中学卒業まで、当教室で英語を勉強した卒業生です。

Q:英語留学コースについて教えてください

A:1年次の3学期から2年次の2学期まで、クラス全員が約1年間ニュージーランドへ留学します。留学中は、1家族に1人ずつがホームステイしながら現地の学校へ通います。私は、ワンガヌイという町に滞在し、ご夫婦二人の家にホームステイしながら高校へ通いました。

Q:現地の高校へ通ったそうですが、どうでしたか。

A: 学校はホームステイ先から徒歩5分ととても近いところでした。やはり、英語だけの環境に飛び込むので緊張しましたが、頑張って自分から話しかけるようにしました。最初は話されている英語を聞き取るのにも苦労しましたが、感覚的には、約3か月がたったくらいからスムーズに聞き取りができるようになり、半年がたったころから英語が自然と口から出るようになりました。

そして、帰国する頃にはさほど問題なく英語でコミュニケーションができるようになりました。授業は選択式でした。数学や美術などの他、宗教という授業もありました。丸一日現地の生徒と同じように授業を受けるので大変でしたが、一日中英語だけですので、英語が好きな人には理想的な環境だと思います。

Q:留学がとても充実していたそうですが、その要因は何だと思いますか。

A: 親友が出来たことが一番大きかったと思います。彼女は日本のマンガのこともよく知っていて、家も近かったので頻繁に家を訪問して、時には夜遅くまで話し込んでいました。彼女の他にもたくさん友達が出来たのですが、きっかけはサッカーです。私は小さい時からサッカーをしていたので、同じようにサッカーをしている子と知り合いになり、町のサッカークラブにも所属しました。そこから次第に交友関係が広がっていったという感じです。また、サッカーだけでなく、フットサルやラグビーなど、様々なスポーツにチャレンジしました。本当に毎日が楽しく、帰国する際は、「もっとニュージーランドにいたい」と思うほどで、飛行機の中で泣き続きけてしまいました。

Q:この経験を生かして、将来についての考え方も変わったそうですね。

A: 来年には大学受験が控えていますが、大学では国際関係を勉強したいと強く思うようになりました。また、英語だけなく、スペイン語やドイツ語など他の言語も習得し、将来に役立てたいと思います。そして、この留学で仲良くなったニュージーランド、ドイツ、スイスの友人を訪ねたいという夢もいつかかなえたいです。

長く教室に通ってきてくれたMiyuさんですが、今回久しぶりに会い、自分の意見や目標をしっかりと言葉で説明してくれたのが印象的でした。やはり、親元を離れての外国生活で人間的にも大きく成長したのだなと思います。そして、「この教室で学んだ英語がとても役にたった」と何度も言ってくれ、本当に嬉しく思いました。これからの活躍が本当に楽しみです!