イギリス・ウェールズからの手紙 – 一筆啓上の作品を日本語に翻訳

一筆啓上賞」で有名な福井県坂井市ですが、市と交流があるイギリス・ウェールズのプラスマウル校の中学生から応募があった作品を、市内の中学生有志が日本語に翻訳しました。

コロナ禍でイギリスへの留学ができず残念でしたが、今回の取り組みを通して、異文化理解がより深まったようです。また、詩的な表現を日本語に落とし込むのはなかなか大変だったようですが、皆楽しんで取り組めたようです。教室から参加した生徒に、その感想や大変だった点などについて聞きました。

春江中学 Hくん

最初は手紙を見ても何を伝えたいのかが分かりませんでしたが、周りの先生方の力も借りて段々と理解ができるようになりました。ただ日本語に直接翻訳するだけでは、送ってくれた人の思いが伝わらないので、相手の気持ちになったつもりで訳しました。中学生らしい言葉遣いにも気を付けました。

春江中学校2年 Rさん

文を一気に日本語に訳さずに、知っている単語を見つけて少しずつ正しい文にしていきました。相手が考えた内容を理解して、日本語に正しく直すのは難しかったです。

坂井中学 Yくん

手紙の内容に沿った人称で内容を表しました。異文化の人々の心情を手紙を通して理解できたかなあと思います。今度はこちらの考え方なども相手に伝えていきたいです。

ウェールズの旗

ニュースレター記事より